おかげさまを感じる時間
育児をしていて改めて思うことは、赤ちゃんは周囲の助けなしには生きていけないということです。お腹が空いても泣くだけで自分から母乳を吸いに行くこともできず、寒くても温かい服装に着替える事もできません。常に誰かのサポートが必要です。
しかし、それは赤ちゃんに限ったことではなく、じつは子供も大人も同じです。大人は自分の力で生きていると思いがちですが、決してそんなことはありません。
育休がとれたのは、自分の代わりに業務を引き受けてくれる同僚がいるおかげです。家に引きこもっていても社会からの隔絶を感じないのは、家族が様々な仕送りをくれたり、友人が遊びに来てくれたりするおかげです。そして、わが子を抱くことができるのは、素晴らしい妻がいるおかげです。
自分が誰かに助けてもらっていると、逆に自分は周囲にどういうサポートができるかと考えます。家族や友達、職場の同僚が今何をしているのか、どういう気持ちでいるのか、今まで以上に想いを馳せるようになりました。
引用元は忘れてしまいましたが、「人は一人では生きていけないことを知っているから、一人になって相手のことを考える時間が欲しいものだ。」というニュアンスの言葉があります。そんな時間をもつことができて、自分はラッキーだなと思います。
おかげさまを感じる時間をもつ。とても豊かな生き方だと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。