ハッピーワラビー

work-life-balance(ワラビー)の発想で、モノ・カネに執着しないsmartなlifestyleを考える30代男のブログ。

「仕事」と「家庭」という2軸に、体重移動しながら前進する。

年度末ということもあり、職場で業績評価の面談があった。結論からいうと、育休によって業績評価が下がった。職場は相対評価のため、4か月休業した自分と休業しなかった人が同じ評価はつけられないというのが理由だ。

あらかじめ予想はできた結果だったが、評価が下がったことに対して残念で悔しい気持ちになったというのが本音である。いくら職場や社会が育休取得を推奨していても、業績評価は別モノなんだということが身に染みた。

私は自己評価もするが、他人の評価も同じくらい気にしまう性格である。もし、評価の軸が仕事しかなかったら、相当落ち込んで後悔していただろう。だから、仕事だけに軸足をおくのではなく、仕事と家庭の2軸で考えることにした。

仕事における評価は育休によって下がったが、家庭における評価は上位の評価に値するだろう。もし育休を取らなかったら、仕事の評価は上がったかもしれないが、家庭における評価は下がるだろう。

複数の軸足をもつことは、不確実性の高い人生において、リスクマネジメントでありしなやかな強さをもつ考え方である。時間は1日24時間で有限であり、両方の軸に同じだけ力をかけることはできない。仮にできたとしても、それが長期間になればどこかで無理がかかって共倒れしてしまうかもしれない。

仕事も家庭も「両立するために全力で取り組む!」という暑苦しいものよりも、「仕事と家庭の2軸に体重移動しながら前進していく」という発想が私は好きです。