ハッピーワラビー

work-life-balance(ワラビー)の発想で、モノ・カネに執着しないsmartなlifestyleを考える30代男のブログ。

男性の育児休業は「海外留学」と考える。

育児休業(育休)に対する意識は、世代によっても大きく認識が異なるところだと思います。その中で育休を「仕事を休んで家にいること」と思っている人、じつは多いのではないでしょうか。私もはじめそう考えていた一人です。そして、育休が取りにくい理由は、「仕事を休んで家にいること」に対する罪悪感が関係していると考えるようになりました。もし、有給休暇ですら取得しにくいと感じている人であれば、育休はそれ以上に高いハードルであると思います。
 
そこで、発想を変えて、「スキルアップのためお金を払って海外留学する」という意識で育休を考えるのはどうでしょうか。
 
自宅に24時間生まれたての子供と家で過ごしてみてください。これまで仕事人間であった人ならば、そのカルチャーショックは外国にきたぐらいの感覚を覚えるはずです。
一例をあげると、
 
・時間の流れがゆっくりに感じる
・子供が最重要顧客という認識が必要
・ある意味で長時間労働?育児は毎日24時間労働である
・自分の時間は細切れにしか作れない
・授乳という最強の育児奥義を使えない男の性を痛感
・娯楽がテレビやネットに依存
・通販最強
・孤独な自己学習は楽ではない
・家事をやっても評価はされない現実を知る
・言葉が通じない相手と過ごすための自制心が鍛えられる
・目や声や表情など、細かな仕草から相手の感情を読み取るトレーニングになる
・言語コミュニケーションに飢えてくる、言語コミュニケーションの大切さに気付く
・妻に育児を任せきりにすることのリスクが分かる
・子供を通して人間の生理現象について理解が深まる
・いい歳になって、まだ世の中に知らないことが沢山あることに気づく。
 
育休期間は、自らの新たな学びの時間となる。そして、何のために働いているか、を見直すきっかけになる。
最後までお読みくださりありがとうございます。