ハッピーワラビー

work-life-balance(ワラビー)の発想で、モノ・カネに執着しないsmartなlifestyleを考える30代男のブログ。

家族の役割分担は、「野球型」から「サッカー型」へ。

私は、家族は一つのチームであると考えています。チームにおいては、求められる成果を出すためにメンバーで役割分担をすることになります。そして、メンバーの役割分担は、職場や学校等の所属する環境はもちろん、出世・子育て・受験などによるライフスタイルによって変化します。

 

これまでは、サラリーマンの夫が外で仕事をし、専業主婦の妻は家事をしながら子育てする、というのが典型的な役割分担であったと思います。しかし、この場合の夫と妻の負担はライフステージにおいて変化しているはずです。例えば、子育ては子供が小さいうちは負担が大きいですが、大きくなれば徐々に軽減されるでしょう。また、仕事においては配属される部署や役職によって、業務量や責任の大きさも変化するため負担も変化するでしょう。つまり、家族というチームで公平に負担するのであれば、役割を固定化せず柔軟に変化させることが大切だと思います。

 

家族というチームにおける公平な役割分担を考えるイメージとして、従来の役割分担を「野球型」と例えるなら、これからは「サッカー型」(又は「バスケット型」でも構いません)であると考えます。

 

「野球型」の役割分担の特徴としては、メンバーが「ピッチャー」「キャッチャー」「ショート」など基本的にその役割しか行わないこと、攻撃と守備の入れ替えがはっきりしており状況に関わらず一定の間隔で固定した役割がまわってくること、自らの役割に特化した職人的の働きが評価される、などが挙げられます。

 

一方で「サッカー型」の特徴としては、「フォワード」「ミッドフィルダー」「ディフェンダー」などのポジションは決まっているが基本的にメンバー全員がすべての役割を担当すること、攻撃と守備が目まぐるしく入れ替わるので状況に応じて自分の役割が変化すること、すべてのポジションに満遍なく対応するオールラウンダーの働きが評価される、などが挙げられます。

 

子供が小さい時は子育ての負担が大きいため、夫も妻も子育てという役割に重きをおいた生活になるでしょう。一方、仕事で大きなプロジェクトを任された時は仕事に費やす労力が大きくなるため、仕事という役割に重きをおいた生活になるでしょう。ここで大事なことは、仕事と子育てどちらの負担が大きいかということではなく、チームにおける役割を固定化しないことであると考えます。そして、チームがいつでも互いの役割をフォローできるのが理想です。

 

家族というチームは、怪我や体調不良となっても残念ながら交代できる控え選手がいません。今いるメンバーで長い人生という名の試合を乗り切っていくのです。メンバーが互いに充実して幸せに過ごそうと思えば、時代の変化に対応できる柔軟で公平な役割分担と、常にメンバー同士でフォローし合えることが今後重要になるのではないでしょうか。

 

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