育児休業(育休)をとって1か月過ごした感想
家事には自信がありました。子供も嫌いじゃない。
「妻に代わって何でもやろう!」と当初は意気込んでいました。そして、「仕事復帰した時にどう立ち回るか」という先のことばかりに頭を巡らせていました。
しかし、ようやく気付きました。料理・洗濯・掃除・ゴミ出し・買い出しなどの家事にはじまり、オムツ替え・お風呂・夜中の寝かしつけなどの新生児対応にいたるまで、これらすべてを自分ができたとしても、妻の代わりにはなれないという当たり前のことに。
妻は身体の不安を抱えながら10カ月近くの妊娠期間を経て、心身を削られるような壮絶な出産を乗り越えて、その傷も癒えないうちに母となり育児に取り組んでいる。スタートラインからして夫は周回遅れで、私はまず父になる心構えができていないなぁと思いました。
それが、育休をとり24時間妻と子供の3人で約1か月過ごした感想です。
そのことに気付いたとき、自分が意気揚々と育休をとって育休明けのことにも考えを巡らせていたことを少し恥じました。でも、同時に早く気付けて良かったとも思うので、やっぱり育休をとって良かったのかもしれない。
育児について、今の自分ができることなど限られている。自分はイクメンです、なんて口が裂けても言えない。ただ、今の自分にしかできない唯一のことがあるとすれば、それは妻の苦労や幸せを一番共感してあげられることだろう。そして、今はこれが一番大切なのかもしれないなあと思いました。
もうすぐ育休も2か月目に突入します。
様々な気づきや発見があると思いますので、その都度悩みながら前に進んでいければいいなと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。